インド!!!!!

初めてインドに着いた日の事。

ぬる〜〜〜い温度と独特の匂いの中ガンジー空港に到着。

インド事情を調べるたび、恐怖心はます一方、、、、恐ろしいところに行こうとしているのか、、とチケットを買った後に後悔したが、買った以上行くしかない。と無理やり自分に言い聞かせた。ラクダもいるし。
それ以来ネットでインド情報を見るのをやめた。

空港から街にでるまでが危ないから1日目だけは日本からホテルを予約していった。何しろ安い航空券で行くと夜にしか着かない。。もちろん迎えつきを予約。お金はかかるがこの1日は仕方ない。

ホテルの人からメールがくる。当日は空港に青色の紙に名前を書いて待ってる人がいるからその車に乗ってくださいと。

前に見たネット情報で名前を真似して書いて他のゲストハウスに連れて行かれることがあるなど書いていたから、空港をでてから青色を探しまくったが、いな〜〜〜〜〜〜〜い。。ピンチ。

暗闇に大量のギラギラの眼とプリーズカムって何回も繰り返すみなさんの声、怖いよう。

その中に自分の名前発見!!!!白い髪に 黄色のペンで書いた文字。。。。。見にくっ!!!!!

そして近づく、、、、すぐさまオウケイ!ゴー!!というドライバー。。。コレが噂の詐欺なのか。。。。全く青色でもない、、でも私の名前は他になかった。。。

よし、行こう!!!と超絶速歩きのドライバーに必死について行くこと10分、、、ほんまに車なんかあるんかなと何度思った事か、、、。

無事車に到着し、安堵。(車があったことに!)でかすぎるワンボックスカーに乗り、行き先不安のホテルに向けて出発。

空港から街に向かう道は3車線くらいで割りと広いけど、インドの道に車線など存在しない。みんな好きなように走る。追い越しまくりでよく事故にならんなと。追い越す際クラクションを鳴らすので、結果みんな鳴らしてものすごい音。耳が壊れそう。
ぎりぎりを追い越すし、クラクションすごいし、飛ばすわで 外国に来たんだ。という実感がわく。ここにはここの日常が流れている。ああ懐かしや、田舎の夜道をふらふらチャリンコで帰る日々。
等間隔に背の高いライトがみんなを埃と砂で柔らかく照らしてぼやける。顔の見分けがつかない、、、しばらくボ〜っと眺めていた。(その間も体は投げ飛ばされそうになる)

しばらく走ると 広い道からぬけて小道に入っていく。もうすぐ着くのか〜とどきどき。早く部屋に着いて落ち着きたい。。

次第に真っ暗の中に露天の小さなライトが増えていく。何だ何だ〜〜この人口密度は。。。祇園祭かってくらいの人人人。。。眼。眼。眼。  牛!!!!バイク。。。。牛。たまにチャリ。

カオス。

やばいとこに来てしまった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!と思った時にはもう既にインドに足を踏み入れてしまった後。

ホテルはそんな中の中心にあった。ホテルについてホテル名が同じことを確認するとようやく安心。あっ、ほんまのドライバーやったんやな。ありがとう。疑ってごめんね。

ホテルには男の人ばっかりでここやばいんじゃないかと思った。(後に女の人が外で働けない事を知る)

そして何故か私の部屋には金魚の水槽が。。。。怖すぎる!!!!豪華な内装では決してないのに何故に金魚。

壁に水槽は埋め込まれていて 部屋の中からは見るだけしかできない。外の廊下も水槽とはつながっていなかったし、、、、どこから餌あげてるん?!と、その夜は謎過ぎてなかなか寝付けなかった。そしてピーーーーーーという音。若い人だけ聞こえる音かなと思ったけどそれじゃなくて ただずっとピーーーーーーーーーーだった。気づいたら寝ていた。

次の日の朝、外にでると明るくて(当たり前だけど)街がみれて安心した。昨日見た夜のスーパーカオス感はなかった。

delhi

お昼の街

delhi man

その街を静かに眺めるおじいさん

それからインド生活が始まる。出会う人に恵まれてビカネールのラクダ祭には無事に向かう事ができた。デリーについてすぐ埃と砂で喉がやられた。(風邪のときのハスキーな声みたいで割りとお気に入った)その後、サモサの食べ過ぎでお腹がやられ熱が出る。あの時介護してくれた子とは今でも連絡をとりあっている。デリーを出てからは体調も回復し、それから体調を崩す事はなかった。インドで体調を崩すとダメージがすごい。。インドの薬は驚くほど効く。インドの菌にはインドの薬だな。。。

話は戻り、、、今では空港から地下鉄(近未来的なデザインでめちゃ綺麗)も走っていて、夜でも2百円くらい?で街まで行けるのでダマされることもなく安心安全に行ける。ただ空き空きの日本よりきれいな地下鉄に乗って、ニューデリーの駅についた時のギャップは半端ないけど。。。
 
インドに行く時は 初めてインドに着いた日の事をよく思い出す。初心忘れるべからずで今年も無事に過ごしたい。

当時、インドに行くと決めて本屋で地球の歩き方をペラペラ読んでいた時に載っていた言葉が印象的で、即購入。(インドついて三日目、手違いでなくなる)なんだかおまじないみたいで心強かった。

インド。それは人間の森。
木に触れないで森を抜けることができないように、人に出会わずにインドを旅することはできない。
インドにはこういう喩えがある。

深い森を歩く人がいるとしよう。
その人が、木々のざわめきを、小鳥の語らいを心楽しく聞き、
周りの自然に溶け込んだように自由に歩き回れば、
そこで幸福な1日をすごすだろう。

だがその人が、
例えば毒蛇に出合うことばかりおそれ、
歩きながら不安と憎しみの気持ちを周りにふりまけば、
それが蛇を刺激して呼び寄せる結果になり、
まさにおそれていたように毒蛇にかまれることになる。

インドは「神々と信仰の国」だという。
また、「喧騒と貧困の国」だともいう。
だが、そこが天国だとすれば、
僕たちのいるここは地獄なのだろうか?

そこを地獄と呼ぶならば、ここが天国なのだろうか?
インドを旅するキミが見るのは、
天国だろうか地獄だろうか?

さあ、今旅立ちの時。
インドはキミに呼びかけている。
「さあ、いらっしゃい!私は実はあなたなのだ」

ダダ〜〜〜〜〜ン!!!!と最後は喪黒福造のようだが、、、。こんな心構えで初インドの旅を過ごしていた。

次は初めてインドのラクダフェスに行った時の話!!!じゃあね!!!また!!!

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