平穏な日の珍事件!!! △犬とラクダの三角関係△
ある日突然その事件は起こった。。まだ引っ越して間もないある日
朝から毛をひたすら刈りつづけ、デザインを考えてはまた刈りの繰り返しであっとゆうまに日が暮れる。。。
日が落ちたらすぐにお風呂&ご飯の準備にとりかかる。。。そして事件は起こった。
野菜を切っているとなにやら外から不審な鳴き声が
ンゴォ〜〜〜〜〜〜!!!ンゴォ〜〜〜〜〜〜〜。。。。ワンワンワンッ!!!ワンワン!!!!!
響く重低音。。。
え?なんかへんな声聞こえるな。ビリーかな〜〜え?犬も??と思って外に出て見ると!!!!!
そこには。。。
ヘッドライトを照らした先に砂の竜巻のようなものと走り回るビリー、そしてそれを吠え続けて追う犬。。。。そして並走する人。。。主は不在
なんだこのカオスは〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
ヘッドライトに照らされ舞い上がった大量の砂はキラキラとしてものすごいスピードで渦巻くラクダと犬と人間はそれはもう。。夢の中にいるみたいで。。。
しばし状況が把握できず考えついた結果、、、、
ビリーが足をロープに引っ掛けて鼻についてたロープの先がねじれ1人ではもとに戻せず泣いていたところ、不審者とみなした犬が吠えながらひたすらビリーを追っかけまわして止まったら噛むからビリーも止まるに止まれず、ひたすらぐるぐるのループになったというわけ。
全然とまらんから本当に不安になってどうしたら止まるのか、円周率に終わりが無いように、円をまわるみんなはいつ止まるんやろうと呆然と立ち尽くしてしまった。
私もパニック。みんなパニック。
必死で犬の名前をよんでも犬も興奮してまったく聞いてくれない。
(私はビリーと仲いいんよ!!友達やで!!いや家族や!!不審者とちゃうで〜〜〜〜!!!吠えてくれんでええんやって〜〜〜〜!!大丈夫やって〜〜〜〜!!!!ありがと!!ほんまもう守ってくれんでええんやで〜〜〜〜!!!やめて〜〜〜〜〜ビリーはまだ子供で1人で事故っただけやで〜〜〜〜お願いきいて〜〜〜〜〜!!!。。。。)
私の犬に対する心の声。
しばらくそれがずっと続いてようやく犬がもとに戻ってなだめてなだめて、ビリーをみたら鼻のピアスが取れかけていてめっちゃ痛そうやった。。。
そもそも引っ越して数日たったから夜自由がきくようにとロープを長く結んだことが間違いやった。長いロープのせいでビリーの足が引っかかてしまっていた。ほんまごめんと思ったし、勉強になった。ビリーに痛い思いをさせてしまってとても落ち込む。
そして犬にはビリーは仲間だよ、大丈夫だよと一生懸命伝えて、、、犬は役目を終えたか勇者のようにお家に帰り、犬とラクダとの気持ちが交差しまくった一夜だった。この日は心臓がドキドキして寝付くのに時間がかかった。ビリーはちゃんと寝れたかな。。
あの事件以来2人は仲良しまではいかないけど、いい距離で生活している。
リラックス〜。
その後ラクダのオーナーのバワールジーに連絡してピアスを付けなおしてもらった。これがまた痛そうで。。。そして傷の消毒もわざわざ高い動物用の消毒スプレーを街で買ってきてもらったのに、こんなんじゃあかんと村の男達は言う。こんなん信用できん。あれやあれ。あれもってこ〜いといってムナがバイクに向かう。。。。
まさか、いやまさかな〜〜〜〜
とおもてたらガソリンをラクダの鼻にぶっかけるではないか!!!!
ガソリンくさ〜〜〜。。。 これほんまに大丈夫????ときいたらコレが一番効くんやとみんな頷いていた。
オーマイガッド。