アウトドアの達人は近所にいた!!動物に囲まれた暮らし
隣の家は農業と牛乳を売って生計を立てている。
父さんは時々その農業地帯のダムや溝の工事のときだけ呼ばれて外仕事をする。
牛乳は満タン一タンクで30ルピーだったかそのくらいで買い取ってくれる。1日に4タンクくらいでるから120ルピー(230円)くらい稼げるんかな。。外仕事は1日で450ルピーもらえるからすごくいい仕事だと自慢された事がある。
乳搾りは朝5時半くらいからはじまり6時には家の前を通って牛乳回収者に売りに行く。
夕方は6時くらいの一日に二回。
牛に比べて水牛は乳が牛の4〜5倍でるみたいで水牛のほうが良いと言っていたけどその分水牛はもとの値段が高いらしい。
赤ちゃんと赤ちゃんヤギ
赤ちゃん牛
エサの準備
牛のエサは細かい牧草みたいなのをボールにいれて水をいれ手でかき混ぜる。腕と体をを使って何回も何回も丁寧に混ぜ上げた草はポリッジのようになってようやく牛のエサが完成する。このポリッジのようなのは他のお家でも一緒の事をしていた。
ラクダはそのまま牧草をあげるのに対して牛はどういう意味があるんやろう? 日本の牛も同じかな?
この家族は4人子供がいて6人家族。家で飼っている動物のほうが多い。
突進しようとする牛
そしてドアのない小屋のような家でベッド2つを並べて6人で寝ている。電気も家に通ってないから完全にキャンパーのような生活だ。ご飯もチャイも完全に薪で火を起こして作るスタイル
子供の学校は週に2.3回ほどで一体どこまで通ってるのか謎だったけど朝出て昼過ぎには帰ってくる。
いつもやんちゃな表情を見せるかっこいい長女も学校の日ばかりは髪にオイルをつけてキレイにして制服を着てはにかんだ表情で目の前を通っていく。 学校はすごく楽しそう。
この家の犬も出産後で食べ物を求めよく家にやってきていた。ここまで瞬時に私になついてくれる犬も珍しい〜〜〜〜嬉しかった。
ここはエサ置き場やけど犬の家族がみんなこの中で住んでいた。
ピンぼけ。。笑
歩いたらみんなついてくる〜〜〜サザエさんのエンディングばり
いないときでも口笛をふいたら遠くのほうからすごい速度で走ってきてくれる。そして他の犬の鳴き声を聞いたら一目散にお家に帰ってゆくのでした。 勇敢な母の姿を目の当たりにして私も頑張ろううという気にさせてくれた。
私がいた家には猫もいてその猫とは残念なことに犬と相性がわるく見つけた時は物凄い速度で犬が猫を追っかけまわし散々砂埃をあげたあと猫が木の上に登るかガレージの下に潜り込んでおしまいになるのでした。
動物にたくさん囲まれて、ラクダのビリーも常に一緒やから本当に幸せな空間でした。
回覧板はまわってこんし、必要事項は誰かが言いに来るというスタイルはとても快適だと思った反面、家主がいなくても勝手に人の家で焚き火をはじめるスタイルは日本ではなかなかないだろうな〜〜とどっちがいいかと聞かれたら。。。私はすこし考える。。笑
次回 『平穏な日に起こった珍事件!!!』お楽しみに〜〜〜