再会!!そして遠く遠くの村のラジャスタニー結婚式
2年前、ふしぎ発見でインドきた時に 現地のマルワリ語を話せるプシュカル在住の現地コーディネーターみたいな感じで 数日共に過ごした人がいて、まさか祭が終わってからばったり道で出会うとは!!!(すでに帰り道を歩いてたら途中でラクダ使いの友達に引き止められラクダに乗り引き返した)インドマジック!!!ものすごいタイミング!!!ちなみに彼の名はマヌハル。
そんなに話す機会がなかったから 名前も覚えていなかったし、会えるなんて思ってもいなかった。
家族で祭に遊びに来ていたみたい。嫁のマンジュは私と同じ年!なんだか嬉しい。
翌日待ち合わせをして観覧車に乗りにいった。昼間の観覧車もまた良い。
もうらくだや馬はすっかり減ってしまった。みんなそれぞれの村に帰っていったんやな。
そして夜はご飯を頂き その後も何回か家にお邪魔した。家の裏はフルーツの木がたくさんあってバラ畑もある。
綺麗なバラを選んでプレゼントしてくれた。。。可愛い。
5日後、マンジュの姉の息子が結婚するから結婚式に行かない?行こうよ!!もう姉には伝えてあるしジョードプルであるから!!!!とだけ言われ、家族で行くって言うし行ってみることに。(この時はまだ何も知らなかった。。。)
当日、バス停で待ち合わせ。朝6:00ジョードプル行きのバスに乗る。マヌハルがやってきた。あれ?一人?
一気に不安になる。みんなは??と聞くと先に行ったという。そしてジョードプル(都会)であると思っていたイケイケのパーティーも実は、その少し手前の小さな村であることが判明!。。。そして何よりも マヌハルが英語が全く話せなかった!!あれ?なんで気づかんかったんやろう。。そしてバスに乗ること5時間、田舎に到着。
そして更にバスに乗りひたすらに1本道をすすむ。。。。ようやく到着!!!マンジュはじめ親戚であろう大家族が道で出迎えてくれた。
マンジュは7人兄弟でさらに子供がいるから結婚式の前夜祭も親戚だけでものすごい。
この日は夜の前夜祭まで時間があったので近くの水場に遊びに行った。
ヒンディーの名前はクルジャという鳥で(なんていう鳥やろう) この時期だけオーストラリアから飛んで来るらしい。大量のクルジャ。体がでっかい。
クルジャの羽
夕方になるとそこにバッファロー、牛、鹿、、時々孔雀 が水を飲みに来る。 みんなで水をそれぞれに飲む姿は何とも言えん感動。ナショナル・パークとかじゃなくって 家のすぐ裏にこんな場所があるなんて うらやましいな〜〜。。。
アフリカ行ったこと無いけど アフリカのようやった〜〜。。。行ったこと無いけど。
水を汲みにきてた女の子達ががこれをくれた。
ビール?という名。甘い!!もったり、、すっぱ!!!というような味だった。
家に帰って しばらく休む。
前夜祭の始まり。
街の結婚式と村の結婚式は全然違うと聞いていた。
私が行った前夜祭では 仕切りにチャイを飲み、もうお腹空き過ぎて限界!!ってタイミングでご飯を食べ満腹。この右下のラプシーは小麦粉からできた甘いお菓子で 何故だか きな粉の味がしてホッとした。
そして女性達は綺麗に着飾っている!
これは道に居た女性。普段からアクセサリーを日常的につけているからすごいな〜。ハズバンドパスポートと言っていた。毎日付けるのめんどくさそうだった。何より重たい!!
午後10時過ぎからようやくスタート。
ダンスバトルのようなものが親戚だけで行われる。
タイコとトライアングルの2人組が家にやってきたと同時に 立候補生でダンスをする。
女と男のターンが最初は分かれていて 最終的には一緒に踊る(兄弟とかで)
で 良い感じのダンサーには 観ている人がお金(小さい札)をダンサーの頭の上をくるくるしてから ドラムの人の袋にどんどん入れていく。(お金がなくなると袋から出してまた入れていた)みんな大いに盛り上がっている。
棒を使うダンスもあった。これは重要なダンスらしい。
しかし明日結婚を迎える彼はというと ずっとノーハッピーと言っていた。終始、彼の笑顔を見ていない、、、。お見合い結婚で 結婚式当日まで妻の顔を見たことがないから、いろんな気持ちがマックスに達する前夜祭やろう。。ターバンに取り付けられたネオンが虚しく色んな色に変わっていた。
踊りは朝まで続く。。こんなブルーな気持ちをちょっとでもぶっ飛ばそうっていうとこから こんなに踊るんかな?盛り上げるんかな? 私は寒さと眠さで12:00ごろ帰宅。そして雑魚寝で就寝。川の字ならぬ、、、、それこそ雑魚寝!何をしたわけでもないのになんだか疲れて熟睡。
朝は早い。みんな5時位には起きて部屋の掃除を始める。外はまだ暗いが 暗闇のなかチャイを飲んで体を温める。
7:00 結婚式会場に出発。どのくらい?と聞いても答えは帰ってこない。。諦めてバスに身を任せること3時間。。相手の嫁の村に到着!
そこは荒野がずっと広がっていて
家が2軒向かい合わせである小さな小さな村だった。。。
こっからが長い。まずこのテントの下で 嫁側の支度が整うのを待つ。黄色の。
その間、チャイを飲んだり、甘い結婚式の時のお菓子を食べたり。
黒い謎の塊も配られるんやけど、これは欲しい人だけもらうスタイル。
(中身は何?ッて聞いたら コカインがちょっと入ってるという。 ええ!!!!
大人は一個全部食べてエンジョイ。 旅行中に子供がすぐトイレ行きたいって困る時はちょっとこれを食べさせると トイレット ノープロブレム!!!
って!!え〜〜〜なんなんコレ、何なん!笑)
こっちでも準備が進む。嫁側に送るギフト。
一個ずつにお金と甘いお菓子を乗っけている。
そして嫁側の人が呼びに来たら 旦那は馬で。
みんなは歩いて家まで出陣。結婚式用に門が作られている。
この日は2人同時の結婚式。
特別に中の儀式を見させてもらった。
伝統的な結婚の儀式は興味深かった。
夜まで妻の顔は見れない。旦那以外は当分見れない。
その後、テントまで帰ってご飯の準備ができたらまた家に行く。このテント〜家間の往復が3回以上あった。
ご飯を食べた後は今から何があるんか聞いてもよくわからんのやし おじさんたちはみんな一斉にテントの下で寝るんやし。私も横になることに。。4時間経過。もう夕方になった。 ちょっと荒野を散歩する。な〜んにもないけど なんだか綺麗で良かった。綺麗な夕焼けも見れた。
そして 夫婦達はこの間 何時間も神様に祈りに色んな場所にいってたそうな。
そしてバスに乗って1時間、バスは動かない、、、(日が沈んで寒いからみんなバスに乗っただけやった)
さらに1時間後ようやくバスのエンジンがかかる。どっと疲れてしまったが 夜のバスに乗ったインド人のテンションといったら半端ない。今日1のテンションでおしゃべりが炸裂。めっちゃ元気やん!!!!
帰ったのは22時くらい。この日も熟睡。
インドの結婚式は いろいろやることが多くて興味深い。
結婚式が終わってもまだまだ続くインド家族数珠つなぎ、、つづく!!