ラクダ牧場の1日

砂漠の牧場の朝は早い。

仕事が5時40分くらいから始まるのでそれまでに朝の支度を済ませる。

砂漠のど真ん中にポツンと牧場があるだけなのでもちろん電気が通っているわけはない。

たまに、どでかいトレーラーが来て電気のもとを蓄える。石油で火力発電だったのかな。毎朝ニールがスイッチをつける時間から電気がつく。

大体それが5時半からぐらいだったのでトイレや朝ごはん、着替えは全てヘッドライトをつけた状態でになる。着替えの際は静電気がイナズマになって見える。目が覚める。

最初はすごく不便に感じていたが人間の慣れはすごい。(あの乾燥しきった寒さだけは最後まで慣れることはなかったけど。。)

キッチンでは暗闇の中にヘッドライトが光っていてそれぞれ淡々と朝食の準備をする。誰かと話そうと顔を見るとやたらに眩しいので誰かと話をする事はない。

外に出るとまだ暗い。。。

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星もいっぱい、お月さんもまだいる。

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ヤードの中から出勤のラクダを連れて行く。そして倉庫の前で1頭ずつサドルをつけたら準備完了。

働きヤードに移動。。。

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まだ空の色が曖昧で幻想的な時間

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一番最初にお客さんを乗せるラクダ達スタンバイ

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まだ眠そう。。。いつも眠そう?。。。。眠そう

その後はラクダ達の糞をクマデみたいなのを使って集める。一輪車いっぱいになるくらい集める。

ラクダは臭いとよく言われているけど糞掃除をしていてもそんなに臭く感じなかった。まん丸でコロコロしていて、なんだかおもしろい。糞をみて健康状態のチェックも欠かせない。

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あいた時間は薪ストーブの薪割りなどをする。それまで薪割りしたことがなかったので全然薪になってくれない。。

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関係ないけどチャッカマンみたいな木を見つけた。

お客さんは修学旅行生なども多くヤード内だけのラクダに乗る。行きは歩いて帰りは走って往復する。私はこの時のラクダをリードするのはやった事がないけど、サムやフィリックスは何往復もしてマラソンと短距離走を繰り返しやっているみたいでかなりの体力がいる、、、大変だ!毎日この仕事だったら太らずに帰れたのかな。

お客さんが来たらキャメルトレッキングに出かける。ヤードだけじゃなくって外に出る長いコースを選んでくれたら私もついていけるのでラッキーだ。太ったラクダのダイエット目的で同行させてもらう。

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そして洗濯。寒いけど乾燥しているので洗濯物はすぐ乾く。ジーパンなど忘れてしばらく干したままにしておくとパッリパッリでかゆい。

蜘蛛の巣とりや なんやかんやしているとあっという間にお昼。みんなでランチを食べる。サンドウィッチを食べながらゆるやかな昼下がりはリラックスタイム。。

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外で。

午後はカフェを手伝う。全然英語が話せなかったけど、レジをしたり、ベーコンエッグを作ったりしていた。初めて覚える仕事は難しいけど楽しかった。

その間ラクダ達は。。。

まだ働いていないラクダを働けるようにするためコースを歩かせたり、人が乗れるようにトレーニングする。ときどき外から怪獣のような鳴き声がきこえてくる。

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たまに道具のメンテナンスをする。

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サドルの下のクッション部分。

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何から何まで手作りでかっこいい。

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餌やりの時間!

倉庫にはいっぱいの餌!!を車を使って積む。ミッション車や作業車の扱い方は全く未知だったので見ているだけでおもしろい。

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器用に載せるな〜〜

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そして出発〜〜〜!!

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餌やりは二人一組で行う。運転する人と餌をまんべんなく落としていく人。

この落としていく人が重要で、要領よく餌をさばいていく。。。足と手と全身を使った餌やり、、、、すごい。

真似してやってみたが難しい〜〜〜〜2回くらい車から落っこちた。体幹を鍛えなくては!!!!

他の動物もご飯。

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そして働いていたラクダもおうちに帰ります。お疲れ様でした。

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一人づつサドルを外していきます。

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そしてヤードへ

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ヤードについたら鼻の紐を外してこれで自由。みんな好きなようにご飯を食べます。

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私達も夜ごはん!の前にシャワー ドライヤーがないからごはんを作る熱で髪を乾かすスタイル。夜になると一気に冷えるので早めのシャワーは鉄則。あとお湯の量が限られているので早めに入りたい。。遅くなると途中でぬるくなる。極寒のぬるシャワーは心まで悲しくなるから注意。

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これが一番日本の米に近いらしい。。うまい。

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お好み焼き風

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サムと日本食を作る日が続く、、大味なオーストラリアの食事に飽々していたため 日本食に心も胃もかなり癒やされた。

夜ご飯を食べたあとは 髪の毛を切ったり(アルパカ用のハサミ)、フィリックスがファイヤーダンスを披露してくれたり、サムの昔の旅の話を聞いたりでいい時間を過ごせた。

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beer

夜も10時に電気が消えるからそれまでに寝る準備を済ませておく。時々9時40分に消えたりするから驚き。そういう時はすごく焦る。別にすることもないんだけど少し損した気分。

電気が消えてからのトイレはヘッドライトを付けて行く。そんなに遅くない時間なのに満点の星空。トイレ行く途中に何度泣きそうになったことか。。。夜空がもう素敵すぎた。

そして寒さに身を縮めながら眠りにつき一日が終わる。

空の移り変わりをこんなにも感じた事がなかったから地球の回転を何とな〜く体感している気分。

そんで真暗闇の中から一日が始まる。

太陽が出て暖かさを感じる毎日に感謝。

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